みなさんこんにちは!
ぜんまいざむらいです!!
この度は、私の鯱っこ日記を読みにきてくださりありがとうございます!
電車の中でもお風呂に浸かりながらでも、気軽に読んでくださると幸いです〜
(結構長いです)
さてさて、私は今回の日記の題名を『これが最後』とさせていただきました。
実はこの私がもう4年生になり、今年が最後の年なんです!!
最初は道具を扱うことでみんなと一緒に踊れないのが嫌で、ベシャメルソースさんに泣きついていた1年生の頃が懐かしいですね。笑
でもそこで道具の魅力に気づくことができ、2年次では道具班を経験させていただいて、コロナ禍になり瞬きしたらもう4年生だった、というくらいの時間感覚でした。
毎年最年長の先輩方が言っていた通り、全ての出来事に対して『最後』という言葉がちらつく歳になってしまったな〜としみじみ思います。
しかし、コロナウイルスの影響から、中止になってしまったイベントやお祭りなどは、私単位で考えるともう2度と参加することはできないので、気づけばいつの間にか『最後』を迎えてしまっていることばかりです。
悔しいことに、私は医者でなければ超能力者でもないので、この状況をただテレビの前で指をくわえて見ていることしかできなかったんですよね〜
コロナ禍で新入生の数も減り、厳しい制限から思うような制作や練習ができないチームさんも少なくないと思います。
そんな中だからこそ、私に残された日々でできることは何なのか。自分なりに考えてみました。
突然ですが、生きていく上で変わらないもの、ずっと継がれていくものって何だと思いますか?
私は「人の想い」だと思います。
例えば一つの想いを持った人がいたとして、それを周りの人に伝える。そうすることで、当の本人がいなくなっても、その想いを持ち続ける人がいる限りそれは受け継がれていきます。私はこのことを、鯱に入って強く感じました。
先代の先輩方が掲げてくださった、「眠っている情熱を呼び覚ませ」という永続コンセプトも、ただその言葉だけが残っている訳ではありません。
誰かの心に響くものを作り上げようとする熱い想いが、今の私たちの代までずっと受け継がれてきました。
正直、これだ!と言った革命的な答えは出ていません。
しかし、今の私に出来ることは、自分が鯱に入って感じたこと、先輩方が私に教えてくれたたくさんのこと、これからの鯱のこと、そんな私の「想い」をチームのみんなに発信することなんじゃないかと思います。
これからどれだけお客さんの前で演舞を披露することができるのか、今まで通りの生活はいつ戻ってくるのかはわかりません。
でもできないことはできないと割り切って、今しかできないことを、今いる鯱っこのみんなと全力でやり抜きたい。
そのために、私が初めて鯱を観たときの胸の高鳴りや、先輩方と接して受け継いだ想いを、みんなにも伝えていけることができたらいいなと思います。
当たり前を当たり前だと思わず、日々の練習ですら『これが最後』だって思えるくらい、一日一日を大切にしていきます!
もう完全に私の独り言のようですが、誰かの心にちょっとでもグッときてくれたら嬉しいです。笑
私はやっぱり鯱が好きで、鯱のみんなが大好き!!ある意味コロナのおかげでそれを再確認できたような気がします!
とっても長々と書いてしまいましたが、みなさまの健康と、また総踊りで隣の人と手を繋げる世界にいつか戻ってくれることを願っています!
これからもどうか温かい目で名古屋学生チーム『鯱』を見守っていただけると幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!