鯱っ子日記7

こんにちは、4年生のねびるです。先日Netflixを見ていたら鯱卒業していました。
おいでやすこがと、韓ドラが好きです。
2017年に鯱に入りました。当時は太っていて、ハリーポッターのネビル・ロングボトムというキャラクターに顔が似ていた事からねびるという鯱名をつけてもらいました。
1年生のどまつり、扇子太鼓隊を任せてもらいました。その代わりに全員で踊るパートには参加できず、少人数で踊るパートいくつかと最後の段幕が1曲を通しての自分の出番でした。そのため8月の約1ヶ月間10人前後での練習を繰り返してきました。
迎えたどまつりファイナル前。高架下。自分たち扇子隊が衣装をお手伝いさんに着させて貰っている中、他のメンバーは円陣を組み、みんなで曲を聞いたり誰かが熱い思いを喋ったりと士気を高めあっていました。
僕はそこでものすごい衝撃を受けた事を今でも思い出します。100人以上のメンバー全員が同じ一つのもの向かう姿。一丸となって熱気を放つ巨大なエネルギーを感じ取れました。誰からとではなく、全員。ひとりひとりから。
鯱は素敵なチームだと思います。外から鯱を見た記憶はずいぶん昔だからあまり覚えていないけど。
僕が鯱として過ごした4年間で、鯱のメンバー誰かがじゃなくて、みんなの力を合わせる事ができるところがこのチームの好きな所だなと感じています。
これは、多くの鯱っ子が鯱のために頑張りたいと思える様なチームの雰囲気がある事や、またそのためのチーム作りをしてくれている代表やスタッフの努力によるものだと思います。
代が変わって、人が変わっても、受け継がれていることの一つだと感じます。
これからも鯱っ子として生きる後輩には、この雰囲気を感じて欲しいし、受け継いでいって欲しいと思います。
また、代表やスタッフだけじゃ100人チームは回せない。鯱っ子自身の責任感に任せずに、傲慢にならないでいて欲しいと切に願っています。
ねびるとして過ごした4年間で、楽しい瞬間も、悔しい思いも本当に沢山経験できました。
任期中やその後も毎日のように一緒にいたスタッフや衣装班。ねびるを可愛がってくれた先輩たち。限定や、どまつり合宿で出会ってめちゃくちゃ仲良くしてくれたチームの方々。
それ以外にもあげたらキリが無いくらい、多くの出会いがありました。そして、大好きな人達に囲まれながら鯱生活を送る事ができました。
真っ赤な鯱Tやバイカラーな服を買ったり、
大量の布買って、ミシン使って、
合宿では泣きながらカレー食べて、
6時の日暮れ具合で季節の移り変わり感じて、
ユニバ行ったら鯱っぽいポーズで写真撮って、
記念日はちゃんと祝った方がいいって後から気付かされて、
下地はスポンジで伸ばした方がいいとか、
日焼け止め塗らないとメイク焼けしちゃうとか、
JR四日市と近鉄四日市は全然違うとか、
3月の浜松は意外と寒いとか、
お店の定休日はちゃんと調べた方がいいとか、
鯱っ子として過ごした瞬間瞬間が、ねびるという人間を作り上げてくれました。
ねびるという名前を捨てるつもりはまだありません。またいつかどこかでお会いしましょう。