鯱っ子日記5

こんにちは!名古屋学生チーム『鯱』4年のちはるです!

 

憧れて憧れてやっと入った鯱での生活も残りわずかとなりました。鯱で過ごした4年間はとっても濃い時間で、自分にとってたくさん成長できた時間だったと感じています。今回は【主張と尊重】というテーマのもと、お話したいと思います。拙い文章ですが読んでいただけたら幸いです。

 

特に【主張と尊重】が大切だと感じれた場面を2つお話しします。

 

1つ目は作品作りにおいてです。2年生の時の自分は自己主張が強くて、いかに自分の意見を通すかばかりを考えてました。今考えるととんでもない自己中野郎ですね。

 

2年生の夏に振り班で沢山ぶつかって話し合いをしたのですが、「意見を出しても却下って言われるからなかなか出せなかった」と言われたことがありました。自分が満足いくものを考えるあまり、みんなの意見を汲み取ってあげられなくて、なのに「もっと意見出してよ」とか言ってしまってたんだろうなって。

 

そんな時に先輩の黒ギャルさんに「ありがとうとごめんなさいは言える人であれ」と言われて、当時は腑に落ちてない部分もあって正直に受け止められなかったんですが、この言葉のおかげで振り班含めて鯱っ子を尊重する考え方を学べました。自分が満足できることはもちろん、チームみんなが良いと思える作品を作ることが重要だと思いました。

 

振りコーチ2年目の25代目ではこの反省を生かし、すごく良い関係性で楽しく作品が作れだと思います。

 

2つ目は練習においてです。鯱に所属しているメンバーは、学校もバラバラで経験者もいれば未経験者もいる、最初はチームに対する気持ちにばらつきがあります。でもその足並みを揃えていくのも振り班の役割であり、練習では葛藤もありました。

 

練習で常に意識していたことは褒めることです。自分の理想を表現したくてみんなに厳しいことを求めてしまうことがたくさんあったと思います。しかしそれに対して100人以上のメンバーが必死になって応えようとしてくれるんです。その頑張りを生かすも殺すも練習内で発する自分の言葉次第だと思っていて、頑張りを認め褒めた上で指摘やステップアップをすることが大切だと感じました。

 

2つの場面から最終的に何が言いたいかというと、相手を思いやる気持ちが人と人との関係の中で物凄く大事だと学べたということです!

何かやってくれたことに対して、まずはありがとうと言えること。頑張りや費やした時間を認めること。できて当たり前だけど案外できていないことだと思います。

 

色々な気づきを与えてくれたOB.OGの皆さん、ぶつかり合って苦楽を共にした鯱っ子のみんな、沢山応援してくださり演舞を見にきてくれる方々、本当にありがとうございました!

この素晴らしいチームに所属できたことを誇りにおもいます!

 

最後に後輩達へ

鯱は多くの人に愛され、それと同時に期待されているチームでもあります。だからこそ沢山悩んで、もがいて、努力して素晴らしいチームにこれからも発展させていってほしいです。いつかその頑張りを見れる日を楽しみにしています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ちはる